パパママ息子

乳幼児の息子がおります。子育てに関したりしなかったりするアレコレ書いてます

寝てる間に頭コロコロしてくる親父

赤ちゃんの頭って非常に柔らかい。柔らかいって言うか柔らか過ぎる。なんせ寝てる間に形が変わってしまうくらいなんだから、初めは衝撃だった。

 

産まれた時には産道を通った名残で少し細長かった頭も、しばらくすると丸みを帯びてくる。更にしばらくすると片方の面だけやけに潰れているのが気になってくる。

 

これがいわゆる赤ちゃんの頭の「向き癖」と言うものである。寝ている間に少しずつ頭が凹んで、息子の場合は右側の面が少し平らになってしまった。その影響で平らになっている面が安定するらしく、寝ている時は常に自然と右側を向いてしまう。

 

この状態、親としては非常に気になってしまう。なんせ、可愛い我が子の頭が毎日ちょっとずつ歪になっていく訳だから、気にならない訳がない。出来れば綺麗な形の頭になって欲しいと願うのが親心だろう。

 

その結果として生まれるのが「寝てる間に頭コロコロしてくる親父」である。具体的には右側を向いて寝ている息子の頭をこっそり持ち上げて、左側を向かせる。コロコロ親父の主な役割はこれ。

 

息子の知らぬ間に左側を向かせる事により、均一に頭に対して負荷をかける。結果として徐々に頭の形を綺麗にしていこうと言う寸法だ。

 

このやり方、慣れてくると意外と息子は気づかない。最初の内は持ち上げる度に起きてしまっていたが、コロコロ親父は日々この「頭の向きを自然に変える」スキルを磨いている。

 

息子がどのくらい深い眠りについているか。どの程度まで頭を持ち上げても平気か。どの位の力で頭の向きを変えてやるか。

 

次第に熟練してくるコロコロ親父のスキルは寝ている息子に全く違和感を与える事なく頭をコロコロ出来る様になってくる。しめしめ。

 

しかしながら、まだ頭の形なんて気にも止めない息子にとってはたまらない。左側を向かせても、頭の収まりが悪いらしく気付くとまた右側を向いて寝てしまう。

 

するとどこからともなく頭コロコロしてくる親父は現れ、再び頭を左に向かせて去っていく。なんかこう言う妖怪いたなぁと思う。寝てる間に枕ひっくり返してくるやつ。様相としてはそれに近い。

 

絶賛育児休業中の私だが、毎日昼間はこの繰り返しである。もはや息子の頭をコロコロする為に休業していると言っても過言ないかもしれない。息子にとっても職場にとっても迷惑な話である。

 

ちなみに向き癖の矯正には色々と他にもやり方がある。例えば赤ちゃんは明るい方を向くので、向かせたい方向を明るくしてやれば良いらしい。が、息子にはイマイチ効果がなかった。何でか知らないけど明るい方より「冷蔵庫」のある方を良く見ている。冷蔵庫好きなのだろうか。

 

向かせたく方向に丸めたタオルを押し込むとか、頭の形が良くなる枕という物もある。ただ一ヶ月を超えた辺りから首の力が強くなってきて、頻繁にイナバウアーをするようになるとタオルも枕も簡単に外れてしまう。

 

意外と効果的だったのは頭ナデナデ。抱っこしている時に頭のちょっと出っ張っている部分を局所的にナデナデする。

 

可愛いねー。すごいねー。なんて囁きながら頭の左側をナデナデし続ける。息子もご機嫌で、頭の形も多少良くなる。こうして「抱いてる間に局所的に頭ナデナデする親父」が誕生する。今日はそんなお話でした。

 

 

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