パパママ息子

乳幼児の息子がおります。子育てに関したりしなかったりするアレコレ書いてます

いいえ。それは私のオナラです。

私事で大変恐縮なんだけど、家だと結構ラフにオナラをしてしまう方だと思う。妻とお付き合いをしていた頃はスカす努力をしてみたり、咳払いで誤魔化してみたり、慎みをもってオナラしてた様な気がするんだけど、結婚してからというもの家だと所構わずにプープーとオナラをしてしまう。

 

恋人同士だった頃のオナラをスカす度に頬を赤く染めていた、花も恥じらう私はどこの行ってしまったのか...なんて、遠い目をしながら尻を浮かせてプーっとオナラをする。

 

パートナーのオナラを許容できるかって結構意見がわかれる所かなとは思うんだけど、これからの人生で妻とはまだまだ気の遠くなる年月を一緒に過ごす事を考えると、オナラくらいはラフにしたい!と言うのが私の率直な意見だ。

 

オナラはお尻の呼吸だって言うし、お尻にだって息くらい自由にさせてあげたい。あんまりスカしてばかりだとどんどんスカしの技術が上がってきて、尻の呼吸の使い手みたいになってしまう懸念もあるし。尻の呼吸...壱ノ型...無音...!プゥスゥー...みたいな。(みたいな?)

 

まあ無音と言いながら音出ちゃうんだよね。若い頃はもう少し上手にオナラをスカせてた気がするんだけど、30超えた辺りからそういうオフィシャルなオナラが下手になった気がする。なんて言うのかな...「出るな!」って思ってから出るまでがもう本当に早いんだよね。「出るな!」って思った時にはもう出てる。

 

若い頃は「出るな!」って思ってから実際に出るまでワンテンポの遅れがあって「スカさなきゃ!」って言う思考が入る余地があった気がするんだけど、最近はもう全然間に合わない。ノックしながら部屋入ってくるオカンみたいに自分の力じゃもう止めることが全然できない。コンコンガチャ...「入るよー」ってノックする意味!ってなるよね。

 

そんな具合で結婚してからすっかり自由奔放にオナラをしてしまうフリースタイル方式が定着しつつあるんだけど、息子が産まれてからと言うもの、私のこのフリースタイルのオナラはある弊害を生み出してしまっていて頭を悩ませている。そう。私がオナラをする度に、妻がそのオナラの音を「息子がウンチした音」だと勘違いしてしまうのだ。

 

私が膝に生後4ヶ月を迎えた息子を乗せながらリラックスしていると、唐突にオナラの気配が尻の奥の方から訪れてくる。「出るな!」って時にはすでにプーっと音を立ててオナラが出てしまっている。

 

すると隣に座っていた妻が満面の笑みで息子に「ウンチ出たーーー!良かったねぇ!」と笑いかけてくる。そんな妻に対して私の胸は罪悪感でいっぱいになる。私の悲痛な面持ちを察した妻が「今のは息子のウンチか?」と尋ねてくる。「いいえ。今のは私のオナラです。」と懺悔する。

 

私の告白に「ハァ...」と深いため息をついて妻はそっぽを向いてしまう。息子のウンチがいつ出るかが最大の関心毎になってきている妻に対して本当に申し訳ない。俺のオナラがでしゃばっちまったばっかりに...と心の中で謝罪する。

 

オナラで妻を悲しませてしまったと言う事実を受け止めきれない私は、悪いのはオナラをしてしまった私ではなく、尻から出てきてしまったオナラの方にあると解釈する。こんなタイミングで出てくるオナラが悪いと、私はペシペシと自身のお尻を軽く叩いてみせる。

 

妻「期待させる様な事しないで...」

 

私「ごめん...」

 

まるで恋愛ドラマのワンシーンみたいなセリフだった。一瞬、自分が思わせぶりな態度で女性を虜にしてしまうイケメンモテ男になった様な錯覚に陥るが、実態はただ息子を抱えて屁をしてるだけの自称「尻の呼吸の使い手」のオッサンだった。来てはいけない領域にまで来てしまった感がすごい。上手なオナラのスカし方を随時募集しております。今日はそんなお話でした。

 

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