それもう拳食べてますよね？
最近息子が指しゃぶりを覚えた。結構ハマっている様で、暇さえあれば指をしゃぶっている。寝起き、食後、風呂上がり、寝る前etc...。気がつくとちょっとした時間の合間に熱心に指をしゃぶっている。息子なりのスキマ時間の有効活用なのかもしれない。
「ミルク飲んでゲップするまでの少しのスキマ時間とか、ボーッとしてると勿体ない。少しでも時間あれば指しゃぶろうぜ！」的なノリでスキマ時間を存分に指しゃぶりに費やしていく息子、満2ヶ月。見てる側からすると指しゃぶりって凄い可愛いので癒される。何だかんだ、赤ちゃんの代名詞的な行動だよね。指しゃぶり。
しかし息子の指しゃぶりを観察していると、日に日に過激さを増してきている様な気がする。とにかく勢いが凄い。
どう言う事かと言うと、模範的な指しゃぶりってYouTubeのグッドボタンみたいに立てた親指を口に含んでチュパチュパしゃぶるイメージ。多くの人が想像しやすいのはこれだろう。
一方うちの息子はと言うと、まず親指をしゃぶっている内に徐々に鼻息が荒くなり始める。次第に親指だけでは満足できなくなり、グッと握り込んだ拳の親指〜中指辺りまでを口に押し込んでジュルジュルと吸い始める。吸うだけに飽き足らず、その内に拳全体をベロベロと舐め始める。
これはもう「指しゃぶり」の域を超えて「拳しゃぶり」になってると言わざるを得ないし、何ならもう「拳食べてる」って言う表現の方がしっくりくる。うちの息子、暇さえあれば拳食べてる。
なんだろう。最初に見本を見せてやらなかったのが悪かったのかなとか考えてしまう。「指しゃぶりってこうやってやるんだよー」ってちゃんと教えてあげていれば、息子がここまで奔放に、本能の赴くまま、勢いで拳食べちゃうこともなかったかもしれない。息子の成長を侮ってた。
拳食べちゃう影響で気付くと手全体がヨダレでベチャベチャになってる。そのベチャベチャの手のままあちこち触るもんだから、指の隙間に糸くずとかホコリとか溜まっちゃってるんだ。
そのホコリも「ちょっと手にくっついちゃったね」ってレベル感ではなくて「冬に向けて蓄えてる？」って位に手のひらだったり、指と指の隙間にだったりにガッツリ目に蓄えてる。このまましゃぶられると衛生的に不安だから出来る限り拭きたいんだけど、乳幼児でも手の握り込みって力が強いから拭くのも一苦労。
それこそスキマ時間、ミルク飲んだ後とかうたた寝してる時とかに少しずつ拭き取っていったりしているけど、同じくちょっとしたスキマ時間に息子も拳をベチャベチャ食べてあちこちベタベタ触るもんだから完全なイタチごっこ。この戦いはまだしばらく続きそうだ。今日はそんなお話でした。
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